![]() |
![]() |
---|---|
![]() |
9.植林地の植物(3)
二日目の朝、山道でバスが停まって、これから展望台に行くという時である。バスを降りてひょいと道端の木を見ると、日本のアカメガシワそっくりの木(葉っぱはアカメガシワより大分大きいが)が生えていた。さっそく側にいたタデウスさんに名前を聞くとカンコンだと言う。「道端に多いか?」と聞くと、「そのようだ」と言う。アカメガシワは日本の山で、がけ崩れが起きたり道路工事で斜面を削り取ったりした時に、いの一番に進入してくる先駆樹種と言われる代表格である。ウルシなどもそうだ。と思って回りを見渡すと「ある、ある」、ウルシ科のハゼノキそっくりの葉っぱをつけた木が、やはり道のすぐ脇に生えていた。
先駆樹種カンコン。 この木も先駆樹種だと思うのだが・・・
日本のアカメガシワに似てないか? ハゼノキ(ウルシ科)に似てない?
<植林地の花>につづく